今年はジェノベーゼソースを3回作りました。
いろんな作り方がありますが、うちにはミキサーやブレンダーがないので、
「バジルを茹でて、すり鉢で擦る」スタイルで作っています。
バジルをまだ育てていない方は、こちらの記事もどうぞ。
» 【バジルの育て方】プランターで種まきから始めました【EM活用】
生のままミキサーやブレンダーで仕上げる方法もありますが、茹でて作ると色が鮮やかで、えぐみが抜けてまろやかな味わいに。
香りをしっかり楽しみたい方は生のままでもOK。でも、保存性や使いやすさを考えるなら、茹でタイプのジェノベーゼがおすすめです。
材料(バジル50g分)
- バジル 50g(茹で後 約30g)
- ニンニク 1かけ
- 松の実(またはクルミ) 12g
- 塩 2g
- EXオリーブオイル 60cc
作り方
① 下準備

ニンニクはすりおろし、クルミはすり鉢で砕いておく。
バジルは熱に弱いので、使う材料や調理器具は冷蔵庫で冷やしておくのがポイント。
② バジルを茹でる

たっぷりのお湯(バジルの5倍量以上)を沸騰させ、1%の塩を入れる。
※沸騰していない状態で入れると、色が悪くなるので注意。
蓋をせずにバジルを茹で、色が濃くなり(ほうれん草のような色)柔らかくなったらOK。
③ 氷水で冷やす

茹でたバジルは、塩(1%)入りの氷水に入れて急冷し、色止めをする。
よく冷えたらザルにあげ、水気をしっかり絞る。

さらにキッチンペーパーで残った水分をしっかりと絞る。このとき水分が残ると、ソースがしゃばしゃばになるので丁寧に絞ること。
④ すり鉢でペーストに

すり鉢でペーストにします。

容器にニンニク、クルミ、塩、EXオリーブオイルを入れて混ぜます。

ニンニク入れ忘れた。

そこにすり鉢で擦ったバジルを加え、さらによく混ぜたら完成です。
ナッツはクルミを使いましたが、アーモンドなどお好みのものでOK。
今回使ったバジルは茹でる前で約50g、茹でた後はおよそ30g。
ナッツの量は、その半分〜半分以下が目安なので、今回は12gほど使用しました。
オリーブオイルは、バジルの2倍量(今回は約60g)がちょうど良いバランスです。
保存方法
煮沸した瓶にバジルソースを流し入れ、上からオリーブオイルを注いで表面を覆うと、酸化を防げて長持ちします。開封後は、2週間以内に使い切りましょう。
冷凍保存もできますが、解凍すると葉物特有の水っぽさが出やすいため、あまりおすすめしません。
使い方のアイデア

パスタだけでなく、鶏肉や白身魚にもよく合います。チーズを入れずに仕込んでおくと、料理に合わせて調整できます。香りが足りないときは、仕上げに生のバジルを飾るとフレッシュさが戻ります。
私がバジルを育て始めたのは昨年からで、バジルソース作りも今年で2年目になります。ブレンダーが欲しくなることもありますが、今のところはすり鉢で十分楽しめています。
来年もまた、バジルの香りに癒されながら、育てて・作って楽しもうと思います。
バジルをもっと増やしたい方はこちらも参考にどうぞ。
» バジルの摘芯と挿し木で増やす方法【初心者でも簡単に苗を増やす】
みなさんも、ぜひ自家製のバジルソース作りを楽しんでみてください😌
