家庭菜園を始めようと考えている人「家庭菜園の始め方を知りたい。これから無農薬で家庭菜園を頑張りたいけど、いったいどこから手を付けたらいいんだろう…。頑張りたい気持ちはあるけど、手順がわかりません。具体的な方法を教えてください。」
こういった疑問に答えます。
本記事のテーマ
【家庭菜園デビュー】お部屋で始める菌ちゃん野菜作り体験 リビングファームキット【1カ月で達成できます】
菌ちゃん野菜作りの始め方
- ①目標設定:自給自足できるようになる
- ②環境準備:リビングファームキットを用意すれば完了
- ③基礎理解:そもそも菌ちゃん野菜作りってなに?
- ④実践手順:簡単なスプラウトを作る→プランター野菜を作る
リビングファームキットを選んだ理由
私がやりたいのは、微生物を使った無農薬栽培です。
菌ちゃん農法で有名な吉田俊道さんの『完全版 生ごみ先生が教える「元気野菜づくり」超入門』で、初心者向けに紹介されていた「部屋の中でできる、リビングファームキット」をまず始めることにしました。
読者さんへの前置きメッセージ
本記事では「これから家庭菜園を頑張りたいけど、どこから手をつけていいか分からないよ」という方に向けて書いています。
この記事を読むことで、「家庭菜園の目標設定、具体的な始め方、持続可能な未来」までをイメージできるようになると思います。
「インフレの津波が押し寄せる中、お金がなくても食べていける方法はないかなぁ…」と考えていた私にとっての救世主が家庭菜園です。菌ちゃんを意識して、感謝しながら、記事を執筆します。
それでは、さっそく見ていきましょう。
①目標設定:自給自足できるようになる
目標設定は、「自給自足できること」で良いと思います。
私自身のことでいえば、大局的には「大宇宙とつながる」という目標を持っています。
すでに目標が明確ならそれでOKですが、私が思うに「家庭菜園は人生を生きやすくする土台であり、そのもの」です。家庭菜園を通して、自分で育てた野菜を収穫し、日々の食事に取り入れることで、自給自足の楽しさと満足感を実感できます。基本的な考え方としては、「家庭菜園をすることで、生活を楽にする」みたいな感じでいいかなと思います。
まずは小さな成功体験を積む
ここは断言しますが、リビングファームキットは「簡単」です。
「リビングファームキット」が簡単な理由
必要なものはセットされているのですぐに始められます。
スプラウト(新芽野菜)用のタネが3袋入ってます。
※リビングファームキットマニュアル350円は別に購入してください。
②環境準備:リビングファームキットを用意すれば完了
家庭菜園を始めたい初心者の方からよく寄せられる質問の一つに、「何から始めたら良いですか?」というものがあります。
結論:菌のパワーを取り込みたいなら、リビングファームキットを買うべし
このキットで育ったスプラウトは、微生物代謝物質(菌が出す成分)が豊富に含まれるので、食べる人間に生命力を与えてくれます。
なお、水耕栽培のスプラウトはタネに詰まった若い生命力のもとはいただけますが、菌がいないので微生物代謝物質は含まれません。
また、このキットは繰り返し使えますし、さらに続けて再利用するときの、2回分の、ボカシとタネのセットもあります。
» リビングファームキット実践用ボカシとタネ各2個
③基礎理解:そもそも菌ちゃん野菜作りってなに?
菌ちゃん野菜作りをざっくり解説すると、「微生物に生ゴミを食べてもらって、お礼に野菜を元気にする命の循環のシステム」です。
菌ちゃん野菜とは、菌と繋がった野菜のこと。菌は命の生産者であり、私たちは命の消費者。私たちは生を食べて死を作り、菌は死を食べて生を作ります。この循環が地球を支えています。微生物の力で野菜は元気になる。微生物は究極のサプリメントなのです。
菌ちゃん野菜作りでは、特定の微生物ではなく、微生物の総合力を活用します。土の中に多様な微生物を増やし、発酵を促進することで、健康な野菜が育ちます。腐敗と発酵は共存できないので、微生物が豊富な土は発酵が進みます。
このように、菌ちゃん野菜作りは微生物の力を最大限に引き出し、健康な野菜を育てる方法です。生ゴミや落ち葉を活用し、誰でも簡単に実践できるのが特徴です。あらゆる有機農業の中でも、菌ちゃん野菜作りは特に微生物の力を重視しています。
④実践手順:簡単なスプラウトを作る→プランター野菜を作る
手順は次のとおり。
- (1) 約1カ月 生ゴミを土に還します
- (2) 約2週間 スプラウトを栽培し、収穫して食べます
- (3) 約2週間 スプラウトを栽培し、収穫して食べます
以後、同じことを何度でも繰り返すことができます。
(1) 約1カ月 生ゴミを土に還します
- 0日目―1 生ゴミを準備します
- 0日目―2 生ゴミを細かくします
- 0日目―3 土を湿らせます
- 0日目―4 生ゴミを土に入れます
- 3日目―1 ふたを開けてみます
- 3日目―2 土をかき混ぜます
- 7日目頃 土の手入れをします
- 以後、週2回 土の手入れをします
- 約1カ月目 発酵完了→タネまき準備→タネまき
※詳しくはリビングファームキットマニュアルをご参照ください。
(2)(3) 約2週間 スプラウトを栽培し、収穫して食べます
- スプラウトの栽培
- スプラウトの収穫
タネの栄養は地上と地下に半分ずつ行くので、根も一緒に食べましょう! 根の栄養が取り込めないのはもったいないですね。
このキットを5月9日に始めて土づくりを行い、約1か月後の6月7日にタネまきをしました。そして、6月12日から収穫して食べました。したがって、約1か月で達成です。(※気温が低いと2倍以上の時間がかかることもあります)
今回、「菌ちゃん」の存在を感じ、友達になれた気がします。さらにこの友情を深めるため、次はプランター栽培に挑戦しようと思います。元気な菌たちでいっぱいの土があってこそ、人間の健康も成り立つのです。
皆さんもぜひ、菌ちゃん野菜作りに挑戦して、元気な野菜を育ててみてください。自分で育てた野菜は愛おしいです。というわけで、以上です。読んでいただき、ありがとうございました😌