「自分がやるより機械やテクノロジーが行った方が結果がよく、早くて優秀なものについては、どんどん機械に任せるべき」——これは、効率主義の先駆者である勝間和代さんの考え方です。
私は勝間塾には入っていませんが、勝間さんのYouTubeをよく見ています。特に、勝間塾の皆さんの質問に答える、月に一度のライブ配信がお気に入りです。
勝間さんのジャッジの基準はシンプルで、「自由な時間と健康が手に入るかどうか」。
テクノロジーを使いこなせば、これまで8時間かかっていた仕事は3〜4時間で片付き、家事も半分以下の時間で済ませられるようになります。その結果、時間に余裕が生まれ、心と身体が軽やかになり、お財布も豊かになっていくのです。
この記事では、勝間さんが実践する数々のガジェット・家電テクニックの中から、「私が個人的にメモしておきたい!」と思ったものだけを厳選してまとめました。
知らず知らずのうちに人生を「ハードモード」でプレイしていませんか?私自身の備忘録を兼ねていますが、21世紀の快適なライフスタイルを皆さんも一緒に目指してみませんか?
もくじ
【1】ベースを整える

日々の行動力を高めるためには、まず自分自身の身体と移動の「ベース」を身軽に整えることが最優先です。重い防寒具を手放す防寒テクノロジーから、健康の要である口腔ケア、都市部での効率的な移動術まで、フットワークを軽くするための基本アイテムをご紹介します。
重いコートを手放す「電熱ベスト」
冬は電熱ベストを使って、重いコートを手放すのがおすすめです。重さのあるコートをやめるだけで、冬の疲労感はかなり減り、身軽に動けるようになるため格段に行動が変わります。
電熱ベストは比較的低価格で入手ができて洗濯可。仕事で使う手持ちのモバイルバッテリーを流用すれば、数千円で入手できます。上着の下につけてしまえば見た目も気になりません。ちなみに勝間さんは、本の中でYukimotoの電熱ベストを紹介されていました。
勝間さんが使っているバッテリーは5000~10000mAhですが、温度によっては数時間くらいしかもたないので、バッテリーは予備を1つ持ち歩くようにしているそうです。温度調節ができる「暖房を持ち歩くイメージ」で、冬のQOLが劇的に向上します。
忙しい人ほど「歯が命」電動歯ブラシの選び方とメンテナンス
口の中の雑菌は全身の体調に恐ろしいほど影響を与えます。老後まで自分の歯を残すために最も簡単なのは、口の中に食べ残しを残さないことです。
手で磨くのでは不可能な微振動を実現してくれる電動歯ブラシと、さらに歯間ブラシを併用するのが勝間流。また、2ヶ月に1回、歯科医院の定期検診を受けて、一緒に洗浄をしてもらっています。ちなみに泡で磨いた気になってしまう歯磨き粉は、基本不要です。
電動自転車は「買うより借りる」サブスク&シェアサイクルの賢い使い方
都市部での移動に欠かせない電動アシスト自転車ですが、勝間さんは「チャリル」でサブスクで借りています。勝間さんはDAHONのFu-comを月額1万円弱で借りているそうです。チャリルには子ども乗せタイプもあるので、子育て中の方も使えます。
自転車は少し乗ってみると使い勝手が気になったり、新しいモデルがほしくなったりするものですが、処分にもお金がかかるため、サブスクリプションにしておくと手間や費用を防げて身軽でいられるのです。
また、出先からさらに別の場所に行くときは、ドコモのシェアサイクルを使っています。スマホやスマートウォッチをタッチするだけで解錠できる設定にしておけば、さらに移動が時短化します。
スマホホルダーを持ち歩くとさらに便利。自転車にこれをつければ目的地まで確実にスマホのナビゲーションを見ながら行けるからです。また、長時間乗ることがはっきりわかっているときは、クッションサドルカバーを持ち歩き、 自転車に被せて使うと快適です。
【2】「ムダな仕事」をしてはいけない

ビジネスや日々の作業効率を徹底的に高めるためには、周辺環境や道具への投資を惜しんではいけません。スマホの充電スピードからPCの重量、キーボード、音声環境、そしてデスクやイスに至るまで、脳のリソースを一切無駄遣いしないための「超効率ワークスペース」の作り方です。
スマホの充電は「急速充電(PD対応)」で
スマホの充電に関しては、置くだけの非接触型のものもありますが充電スピードが遅いので、ACアダプターで直接、急速充電できるタイプ(PD対応)を使っています。
大手メーカーでないと過熱の恐れがあるので、エレコムやアンカーのような、ある程度信頼できる充電器のみを使っています。
リモートパソコンは300gの差にとことんこだわる
持ち歩き用のノートPCは、富士通製の648gの軽量モデルを愛用。このPCは軽い反面、バッテリー駆動時間が、勝間さんの場合3時間程度と短いため、ACアダプターも一緒に持ち歩き、電源が確保できるカフェやコワーキングスペースなどで使用します。
パソコンが軽いぶん周辺機器を持ち歩く余裕が出るので、持ち歩きにはスライドカバー式マウス、音声入力用マイクも入れ、バックパックのウエスト・チェストストラップをしっかり留めて、肩への負担を軽減します。
自転車や電車移動でリュックにパソコンを入れる場合、300gの差は意外と大きいと言えるでしょう。カバンからの出し入れも、1kgと700gとでは感覚的にかなり違います。外では軽量パソコンを併用する、という選択肢も有効だということです。
※勝間さんは、富士通 FMV パソコン|LIFEBOOK WU5/J3 カスタムメイドモデルを使用。
2000円台の有線キーボードが最強な理由
キーボードは、定番のHHKBをはじめ、さんざん試した結果、2000円台のエレコムの有線キーボードが一番使いやすい、という結論に。
キーボードには「メカニカルキーボード(機械式)」と「メンブレンキーボード(タッチの電子式)」がありますが、最近のメンブレンキーボード(エレコムもこちら)は優秀で、値段もメカニカルキーボードの銘品、HHKBキーボードの1/20ぐらいと非常に安く、コスパがいい上に打ち間違いがありません。
無線を使わない分、遅延がなく反応速度が速いので快適。電池の交換や充電も必要ないので、安心感がある点もこれをすすめる理由です。
イヤホン(ヘッドホン)はシーンによって戦略的に使い分ける
イヤホンは1種類だけと決めず、筆記用具のようにシーンに合わせて3〜4種類を戦略的に使い分けることを推奨しています。Web会議での円滑なコミュニケーションを左右するマイク性能の高さも重視するポイントです。
「イヤホンタイプ」のおすすめ
まず、イヤホン系ですが、耳の中にしっかり入れて外部の音を遮断できる「ノイズキャンセリング型」と、逆に外部の音がしっかり聞こえてつけっぱなしにできる「クリップ型」の両方を、1つずつ用意することをおすすめします。
たとえば、テレワークスペースやホテルの部屋など閉鎖空間の中で会議ができるときは、ノイズキャンセリング型で外部の音を遮断しつつ音がクリアに聞こえるイヤホンを使いますし、(あまり好ましくはないのですが)どうしても移動中などで歩いているときに会議に参加しなければいけないときは、クリップ型で外部の音がしっかり聞こえるものを使っています。
「ヘッドホンタイプ」のおすすめ
イヤホン系はどんなに気をつけても耳に負担がかかるので、持ち歩ける余裕があるときは耳への負担が少なく外部の音を遮断しないヘッドホンタイプを使っています。
nwm ONE(ヌームワン)は耳を塞ぐことがないのに音もれがなく、外部の音もしっかり聞こえますので、長時間つけていても内耳炎などの心配がありません。
Zoomなどの音声会議で話にうまく乗れなかったり、臨場感がなくなるのは、ヘッドホンの音質が悪いせいです。リアルの会議で、周りの様子を見ながら音を全身で聞くことができれば、コミュニケーションはよりスムーズになりますが、オンライン会議ではそういうわけにもいかないので、ヘッドホンは極力工夫するようにしてみてください。
ちなみにここでご紹介したイヤホン、ヘッドホンはマイクも高性能なので、会議で発信する際も、威力を発揮してくれます。これらはどれも話者の声を自動で感知し、周囲の雑音をカットしながら声を届けてくれるので、発信の際も安心です。
充電をどうするか?
無線型のヘッドホンは充電が必須ですが、どうしても充電し忘れが生じがちです。そのためごくごく小さいUSB Type-C のコネクタ直結型充電器と、USB Type-C の有線型イヤホンをいつも持ち歩いています。
最近は会議でなくても、「情報収集したい」と思ったときは動画に当たることが多いので、出先で情報収集するとき、動画の音声を聞くことができないとかなり支障が出ます。パソコンやスマホと、いいイヤホン・ヘッドホンは、常にセットと思ってください。
「イス」と「デスク」で健康に働く
座りっぱなしは「新しい喫煙習慣」と言われるほど、健康に悪いことが明らかになっています。そのために勝間さんは卓上昇降式のスタンディングデスクと、イスがくるくる回転するメディカルチェアを使っています。
昇降式でないものも使ったことがあるのですが、いろいろ不自由があったので、通常の机の上にこのスタンディングデスクを置いて調整するという結論に至りました。 スタンディングデスクを立派なものにしすぎると、重くて動かせなくなってしまうので、来客があったときなどはテーブルがそのまま使えるよう、持ち運べる重さのものを使っています。
勝間さんは座っているときもメディカルチェアを使うことで、くるくると体が回ったり、腰に負担がかからず骨盤を立てて座ることに成功しており、このイスを使いはじめてから5年ぐらい、重篤な腰痛には一度もなったことがないそうです。
【3】キッチン仕事を軽くする

毎日の食事作りを「面倒な家事」から「楽しいクリエイティブ」に変えるためには、キッチンの物理法則を味方につける必要があります。冷蔵庫の配置や、調味料・水分量を正確にコントロールする調理器具選びまで、自炊を圧倒的にイージーにする仕組みをご紹介します。
冷蔵庫の中を探してはいけない!「片開き400リットル・野菜室が真ん中」
冷蔵庫選びのコツは、余計なものを入れすぎないよう400リットルぐらいの大きすぎないサイズにすること。「1週間以内に使い切るもの」だけを入れ、回転率を落とす1週間、2週間以内に使わない「いつか使うはずの冷凍食品」は買わない、入れないほうがいいでしょう。
最近の冷蔵庫は一番下が野菜室のケースが多いのですが、冷蔵庫は真ん中が野菜室のものを選んでいきます。そうすると、いちいちかがむことなく野菜を取ることができるので、野菜を食べる頻度が必然的に上がります。人間は「無意識」に支配される生き物なので、少しでも面倒があると続きません。モノを選ぶ際、この視点は重要です。
さらに、どちらに入れたか迷って探すムダな時間を排除するため、両開きではなく「片開き(右利きなら右開き)」を選んでください。
家族間の小さなコミュニケーションに「ブギーボード」を活用する
家族間のちょっとした連絡の際、勝間さんの家で大活躍しているのがブギーボードという伝言板です。電池式で動く電子メモで、付属のペンでメモに書き入れると、黒字のボードに緑色で字が書けます。
マグネット付きなので冷蔵庫に貼れるのですが、最近の冷蔵庫はマグネット式でないものも多く、貼れなくなってしまったため、Amazon ベーシック(Amazon のプライベートブランド)の一番安いスマホスタンドに立てて使っています。
家族間のちょっとした連絡、たとえば「何時に帰る」「ゴミを出してほしい」から「このような料理ができている」「悩み事がある」などまで細かい連絡に重宝します。家族のコミュニケーションのコツは、とにかく小さく、さまざまなコミュニケーションをとることと考えています。大げさなコミュニケーションは気恥ずかしくなるものですから、文字の交換で心の交換をするイメージです。
ごはんは「無洗米」を「急速炊飯」
おいしい炊きたてごはんがあれば、市販のおかずでもレトルトでも、だいたいなんでもおいしくなります。だからこそ忙しいときは、短い時間でどれだけおいしくごはんを炊けるか、それが「勝負」になってきます。
勝間さんのおすすめは、タイマー予約ではなく帰宅後に「無洗米」を「急速炊飯」すること。
炊飯器は、過去に7機種を比較して圧倒的においしかったという「象印」を愛用されています。象印であれば、2万円前後以上のものであればどれでもおすすめできるそうです。
急速炊飯でもおいしいごはんを食べるには、米と水、どちらもしっかり計量することです。一般的な炊飯器の目盛りは、無洗米ではない前提のものが多いので注意が必要です(無洗米は160gごとに240ccが目安)。
調理器具は「武器」!自炊をラクにする3つのアイテム
食材のカットや皮むきを効率化すれば、自炊のハードルは劇的に下がります。勝間流の基本は「皮むき器とキッチンバサミでできることは全部やり、カバーできない部分だけ包丁を使う」というスタイルです。
キッチンバサミ
一番重要なのはなんと言ってもキッチンバサミ。お肉など柔らかくて包丁が入りにくいものや、かさばる葉物野菜(小松菜やほうれん草)は、ハサミでチョキチョキ切るのが正解。繊維を潰さず、切り口もきれいで圧倒的にラクになります。
ピーラー(ビクトリノックス製一択)
勝間さんがいろいろ試した結果「これ一択」と絶賛するのがビクトリノックス製。角度や刃物の切れ味が絶妙で、一度使うと他のピーラーには戻れなくなるほど優秀です。
穴あき包丁
トマトなど野菜系はどうしても、切る時に刃に密着して真空状態になりがちです。そんなときは空気穴のある穴あき包丁を使えば、すっと包丁が抜けてラクになります。
包丁は手のひらほうちょうと穴あき包丁を併用しています。
「割合」で考えれば味見不要で味が決まる
調味料を加えるときは基本、すべてタニタのスケールを使って0.1g単位まで計ります。なぜ0.1g単位まで測るかといえば、その方が結局早くて、おいしいからです。
レシピはよく小さじや大さじで指示がありますが、小さじや大さじでは(粉末や液体によって)量がぶれてしまいますし、何度も使わなければいけないのでスプーンも汚れて、意外と時間がかかります。
それなら初めからフライパンやボウルなどに材料をすべて入れてしまって、その総重量に対する重量パーセントで調味料を入れると、一瞬で味が決まります。
勝間さんの基本は「塩分濃度0.6%〜0.8%」。醤油なら総重量の約3.5%〜4%、味噌なら5%でだいたい味が決まります。その調味料の分量を加熱前か加熱後に入れれば、味見の必要もありません。
浄水器経由の水道水をカプセル式コーヒーマシンで楽しむ
水は賃貸備え付けの浄水器を通した水道水で十分。浮いた予算を、高い抗酸化作用を持つコーヒーや紅茶に振り分けるのが合理的です。
勝間さんは、1つひとつ窒素充填されて酸化しにくいキューリグのカプセル式コーヒーマシンを愛用。エスプレッソだけでなく、ドリップコーヒー、紅茶、日本茶までこれ1台でバリスタが淹れたような味を楽しめます。
【4】生産性の高い家を作る

家を最も快適な空間にするためには、生活インフラへの投資が欠かせません。ここでは、洗濯や掃除をラクにする家電の選び方から、脳にムダなリソースを使わせない照明や空気の質のコントロール、さらにはテプラを使った日々の迷いの排除まで、人生の満足度を底上げする住環境づくりの極意をご紹介します。
洗濯機に服を合わせる!テクノロジーで「外干し・クリーニング不要」に
洗濯の手間を減らすには、多少値は張っても「洗濯から乾燥まで服が縮まず綺麗に仕上げてくれるドラム式洗濯乾燥機」を選び、その機械で洗濯乾燥できない服は最初から買わない(=テクノロジーに服を合わせる)体制を作ることです。
勝間さん一押しのパナソニックななめドラム洗濯乾燥機は、洗剤の自動投入はもちろん、おしゃれ着も縮まずに洗える優れもの。乾燥までするとなると、どうしても縮んだり傷んだりすることが気になるでしょうが、そこは以下のように服選びを工夫してカバーします。
- 少し縮んでもサイズが合うものをあえて購入する
- 女性物のシャツも紳士物のワイシャツも、基本的にはノーアイロン素材しか買わない
- ドライクリーニングしかできない衣類は、原則買わない
こうすることで、外干しやドライクリーニングに関わる移動時間、そして「クリーニングを出しているという頭の中の管理コスト」をすべて削減できます。
掃除機はコード式がおすすめ!7000円台のツインバードが最強なワケ
基本的な掃除はルンバとクイックルワイパーの組み合わせで行いますが、食べこぼしなどのスポット掃除には「コード式」の掃除機を使います。
ダイソンなどのコードレス(バッテリー式)掃除機は、構造上モーターの仕事量を確保することができないため、吸引力が非力な上にバッテリー劣化の問題があります。
電源コードから直接電力を引くツインバードのコード式掃除機は、吸引仕事率200Wという圧倒的なパワーを誇り、価格も安く、充電の手間もありません。コードレスは「高くて非力」だと思ってください。
地上波を見ないなら「スマートテレビ(Android TV)」で十分
最近、多くの家では、NHKのような地上波を見るよりは、Netflix、YouTube、Amazonプライム・ビデオといったオンデマンド系のサービスを見ることの方が多いでしょう。
そこでおすすめなのが、地上波のチューナー機能をなくし、テレビの中にAndroid OS が搭載されている Android TV です。
チューナーがない分本体が軽く、40インチから50インチで3万円ぐらいから購入できます。これに可動式キャスタースタンドをつければ、電源さえあれば部屋中どこへでも動かせるため、レイアウトが自在になります。
Android TV だけでは音質が不満な人は、デノンのサウンドバーをつけるのがおすすめです。 試しにつけたところ、家の中で一番音質がよくなって驚いたそう。浮いた予算をサウンドバーに回せば、びっくりするほど上質なテレビ環境ができ上がります。HDMIのコードでARC対応の端子につなぐことができれば、テレビとサウンドバーが連動するため、テレビのリモコンだけでサウンドバーのオンオフもできます。
※勝間さんは、Android TV オリオン チューナーレススマートテレビ GL431U(A)を使用。
「LED照明」は高くてもいいものを買う
リモートワークをはじめ、家で生産的な仕事をする場合、優れた照明が欠かせません。実はLEDはメーカーによって、ちらつきの具合や寿命、さらには照明の下にいるときに心地いいかどうかに、かなりの違いがあるものです。
パナソニックLEDシーリングライトは、他のメーカーのおよそ1.5〜2倍ぐらいの価格がしますが、つけたり消したりする反応が早いですしちらつきもありません。そして寿命もかなり長く、約10年はもちます。
電球一体型のシーリングライトとは別に、自宅の照明器具にLED電球を入れて使用している人の場合も、できる限り「LED専用照明器具」に変えることをおすすめします。その方が圧倒的にちらつきがなくなり、品質がよくなるからです。
※勝間さんは、パナソニック LED シーリングライト HH-CF0620AZを使用。
エアコンは「三菱」「ダイキン」「日立」
長時間・長期間にわたって使うエアコンは、コストのみならず、故障率の低さと耐久性、蓄積された技術力を重視し、弱電メーカーではなく、勝間さんはダイキンを選ぶようにしています。ダイキンが選べない場合は「三菱」か「日立」といった専業・重電メーカー系にします。
暖房に関しては、セラミックファンヒーターやオイルヒーターは電気代(ランニングコスト)がとてつもなく高くなるため、部屋全体を温めるならヒートポンプ技術を用いたエアコンの方が圧倒的に効率的です。ただし、着替えのときや足元だけをスポットで温めたいときは、アイリスオーヤマのセラミックファンヒーターが便利です。
25度、湿度50%、低CO2の安全な家庭環境を整える
オフィスでも自宅でも頭をすっきりさせ、体調を整え、自分の力が最も発揮できる環境にするために重要なことは、なんと言っても空気の質を管理することです。
気温に関しては、25度前後が最も快適、湿度は50%から60%を目指し、二酸化炭素濃度は1000ppmを超えないように、常に換気をする必要があります。
これらを管理するためには、オフィスでも自宅でも、とにかくありとあらゆる場所に温湿度計、二酸化炭素濃度計を置いておくのがおすすめです。
「リモコン」プラス「テプラ」が重要
勝間さんの家の電気スイッチは、すべて細いテプラを使って、それぞれのスイッチがなにに対応しているか、はっきりと書いて貼ってあります。
もちろん覚えてしまえばそれまでですが、一瞬勘違いすることも多いため、そこに思考のリソースを使いたくないからです。現状において、余計なIoTよりテプラを買う方を推奨します。
【5】健康をキープする

健康は、私たちが持つ財産の中で最も価値のあるものです。加齢による不調や、気候の変化による運動不足を防ぎ、日々のパフォーマンスを高く保つためには、「テクノロジー」に頼るのが大正解。五十肩を解消したVRから、外でも快適な温度を持ち歩くウェア、そして科学的に睡眠の質を上げる寝具選びまで、勝間流のヘルスケア術をまとめました。
買ってよかった家電第2位「VR」
勝間さんが2年間悩んでいた五十肩が、VRのフィットネスゲーム「ビートセイバー」をはじめたところ、なんと、2週間で肩が動くようになったのです。ただこの2週間というのが曲者で、逆に2週間やらないと、またすぐに肩が固まってしまうので、海外旅行にもVRを持ち歩いているそう。
Meta Quest 3S 付属のバンドは運動すると緩むので、エリートストラップのような、ダイヤル式フィット感を調整できるものに取り替えるのがおすすめ。バンドは互換品で十分。約3000円~5000円で入手可能。
まずは「ビートセイバー」から
1.5m四方程度の両手が広がるスペースがあれば、VRのスペースは作れます。 「ビードセイバー」 というのは最も有名なプログラムの1つで、目の前に流れてくるキューブをリズムに合わせて前後左右に切り裂くというもの。これを行うと勝手に肩まわりの可動域が広がるためストレッチいらず。
これをはじめソフトウェアは3000円程度で、十分いいものがあります。以下がおすすめ。
- Beat Saber
- LES MILLS BODY COMBAT
- Pistol Whip
- OhShape
- LES MILLS XR DANCE
「ビートセイバー」「レスミルズ」を揃えるだけでも「VRを買った価値があった!」と思えると思います。ちなみに勝間さんの買ってよかった家電ナンバーワンは「スマートウォッチ」です。
「電熱服」「冷却服」で運動不足を防ぐ
人間は快適な温度でないと急に動きが鈍ります。その結果、暑すぎるときや寒すぎるときは、ついつい室内に閉じこもり、運動不足になって体調を崩してしまいます。
その解決策として紹介したいのが、外でも「夏は涼しく」「冬は暖かく」過ごせるテクノロジー、持ち歩ける「服のエアコン」、夏の冷却服、冬の電熱服です。これらはリチウム電池が小型化・低価格化したテクノロジーで実現した商品です。
作業服メーカーとして定評のあるバートルエアークラフトフーディベスト(冷却服)は、ファンが汗を気化させて熱を奪うため、真夏でも快適に自転車移動やスポーツを楽しめます。
冬は薄手の「電熱ベスト」をコートの下にしのばせます。汎用のリチウムイオンバッテリーを使うことで、電熱線のヒーターを通じて、服の内部が温まります。これがあれば寒さで外出をためらうことがなくなり、冬場の活動量を落とさずに過ごせます。
快適な睡眠は「マットレス」で実現する
日々の生産性を上げるとき、睡眠はとても重要です。勝間さんは腕にスマートウォッチ(ピクセルウォッチ)をつけ、睡眠スコアを計測して寝具が体に合っているかを科学的に管理(スリープテック)しています。
ベッドではなくふとん派の勝間さんが愛用しているのは、マニフレックスの軽い三つ折りタイプのマットレスと枕です。専用のボックスシーツにはゴムの留め具が付いていて、三つ折りにしたときもシーツがずれず、交換がとても簡単にできるようになっています。
マニフレックスのなにがいいか言うと、寝心地がいい割に小さくて、類似品に比べリーズナブル。しかも普段3つ折りで折りたたんでおくと、スペースをほとんど取らない点です。取っ手のようなものがついていて、持った瞬間にパタパタと簡単に畳めるので、毎日畳むのも苦にならないどころかむしろ楽しい。
ピローも高さが低いのと、硬さがマットレスとの相性がちょうどいいので気に入っています。合わない寝具を使っていたときは睡眠スコアが80点を超えなかったのが、このセットに落ち着いてからは80点を切る日が少なくなったそうです。
終わりに:人生を「ハードモード」でプレイしてはいけない
今回は、勝間和代さんが実践する、人生の生産性を劇的に向上させるためのテクノロジー活用術をご紹介しました。
結局のところ、テクノロジーの活用法を知っている人と知らない人とでは、人生に大きな差がついてしまいます。それは、ゲームのルールを熟知した上級者が最高難易度のモードを軽々とクリアする一方で、初心者が最も簡単なモードで失敗を繰り返すのと同じことです。
日々感じる、原因のよくわからない疲労感や時間のなさ。もしそれを感じているなら、一度立ち止まって、中世のような不便な暮らしではなく「21世紀のテクノロジー」を意識的に選択してみませんか?
勝間さんが提唱する「時間と健康を買い戻すための設備投資」。ぜひ皆さんも、自分の生活をより軽やかで豊かにするために、目の前のテクノロジーを存分に活用してみてください。















