広告あり

2025年、絶対に参拝したい「開運神社」の蛇窪神社に行ってきた

蛇窪神社
考える女性

「白蛇」のご加護を受けたい人「「巳年」にちなんで、「蛇」のパワーをいただける蛇窪へびくぼ神社に行ってみたいな。 実際に行ったらどんな感じなんだろう? 蛇窪神社の歴史やご神徳、お詣りの流れを簡単に紹介して欲しいな。」

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • 蛇窪神社の歴史とご神徳
  • 意外と知らない参拝方法
  • おすすめ参拝順序
  • 7月7日に執り行われる蛇窪龍神祭

2025年の2月に、白蛇と深いご縁のある蛇窪神社に、初めて参拝に上がらせていただきました。
初めての方でも安心してお詣りできるよう、参拝の流れや見どころをわかりやすくご紹介します。

スポンサーリンク

蛇窪へびくぼ神社の歴史とご神徳

白蛇辨財天社

蛇窪神社(東京都品川区)は、かつて蛇が多く住んでいた「蛇窪村」という地名に由来する神社です。1322年の大干ばつの際、「龍神社」に雨乞いをしたところ大雨が降り、飢饉を免れたことに感謝して創建されました。

鎌倉時代には社殿横の洗い場に白蛇が住んでいましたが、住処を失い戸越公園の池へ移動。その後、土地の有力者の夢枕に現れて「元の住処に戻してほしい」と懇願されます。それを聞いた宮司が池を掘り、「白蛇辨財天社」を建立して白蛇を迎え入れたとされています。

ちなみにこの地には「蛇窪」という駅名が存在しました。現在の戸越公園駅にあたります。

蛇窪神社は、蛇窪龍神と白蛇大神を一緒に祀る全国でも珍しい神社で、「巳が龍(身が立つ)=立身出世」のご利益があるとされ、多くの参拝者が訪れます。

意外と知らない参拝方法

まずは本殿でお願いごとをしようと思いがちですが、「それはしない方がいいですよ。」と宮司さんがおっしゃっていました。

境内にいくつか参拝箇所がある神社では、それぞれの神様ごとに異なるご神徳があり、その特徴に合ったお願いごとをするのが良いそうです。

そのため、本殿ではまずお願いをするのではなく、自分の名前やどこから来たのかなどの自己紹介にとどめ、日頃の感謝の気持ちを伝えるのが望ましいとされています。

おすすめ参拝順序

蛇窪神社での参拝をより充実したものにするために、おすすめの参拝順序①~⑦を順番にご紹介します。

  • おすすめ参拝順序①:手水舎
  • おすすめ参拝順序②:本殿
  • おすすめ参拝順序③:撫で白蛇
  • おすすめ参拝順序④:蛇窪龍神社
  • おすすめ参拝順序⑤:銭回し・銭洗所
  • おすすめ参拝順序⑥:白蛇辨財天社
  • おすすめ参拝順序⑦:福活岩・親子岩

おすすめ参拝順序①:手水舎

手水舎

まずは手を清めましょう。四季折々の美しい花々が水に浮かび、その彩りに心がすっと癒やされます。

おすすめ参拝順序②:本殿

御本殿

本殿では、まず自分の名前やどこから来たのかを神様にお伝えし、感謝の気持ちを捧げることが望ましいとされています。

本殿はご挨拶の場所です。
「日頃、無事に過ごせています」「一生懸命に励んでいます」など、日々の感謝の気持ちを伝えましょう。

90度で2礼、2拍手を行い、神様へのご挨拶がしっかり届くように心を込めてお詣りし、最後に90度で1礼して終了となります。

おすすめ参拝順序③:撫で白蛇

撫で白蛇

白蛇を撫でることで、自分自身を清めることができます。蛇は脱皮を繰り返すことから、気力の再生を表しています。人生には調子が良い時と悪い時、浮き沈みがありますが、ここで気力ややる気を充電していただけます。

白蛇を撫でる際は、頭から胴体に向かって優しく撫でて、清めのエネルギーを感じ取ってください。ちなみに大きい方がメスですよ。

おすすめ参拝順序④:蛇窪龍神社

蛇窪龍神社

蛇窪龍神社は、蛇窪神社が創建される以前から祀られていた神社で、1000年以上の歴史を持つと伝えられています。そのため、蛇窪の守護神と称えられています。

7匹の白蛇と全長8mの白龍は、神様の使いである白蛇が8匹目で白龍になるという言い伝えを表しています。

おすすめ参拝順序⑤:銭回し・銭洗所

種銭

銭洗いの作法では、まず「種銭」を使います。種銭は、種を蒔いて増やすという意味が込められています。

石臼

石臼は、穀物を擦って調理するために使われていました。

最初に、種銭をひとつ取り、金杯の上にのせます。次に、石臼を時計回りに3回まわします。その際、自分自身の私利私欲ではなく、「世の中全体の流れが動き出すように」という気持ちを込めてまわしましょう。

銭洗い所

その後、ザルに種銭と自身のお札や小銭、キャッシュカードなどをのせ、白蛇清め水に浸して時計回りに3回まわして洗います。

ー>残念ながら、混雑回避の為、”銭回しと銭洗い”は中止されていました。

おすすめ参拝順序⑥:白蛇辨財天社

白蛇辨財天社

ザルを持って白蛇辨財天社に進み、お詣りを行います。

清めた白蛇種銭はご自身の小銭入れに入れていただき、次回お詣りに来た際に、収め棒に白蛇種銭をつなぎ、新たな目標を祈願すると良いとされています。

また、ご自身のお札や小銭は大切に保管し、行動して目標を達成した際にそれを使います。このように「まわしていく」ことで、自身の成長や目標達成につながるだけでなく、 世の中全体の良い循環 へと広がっていきます。

12日に1度、「巳の日」が巡ってきます。さらに、60日に1度は「己巳つちのとみの日」にあたり、十二支の「巳」と十干の「つちのと」が重なる特別な日です。この日はとくに縁起が良く、金運が上がるといわれています。

この「己巳の日」には、60日に1度ご開帳される白蛇辨財天像 を拝観することができます。

また、蛇窪神社には「ミー君(オス)」・「シーちゃん(メス)」の白蛇が2匹いて、運が良ければ見ることができます。

おすすめ参拝順序⑦:福活岩・親子岩

福活岩・親子岩にも興味深い仕掛けがあります。そこに設置された鏡の前に立つと、顔ではなく足元が映されるのです。これは「足元をすくわれないように注意しなさい」という警告としての意味が込められているそうです。

祓戸大神は、お祓いの神様であり、4柱が祀られている場所です。2礼2拍手1礼を行い、心を清めます。

この場所は「心の大掃除」をするための場所でもあります。そのため、愚痴壺というものが設置されています。日頃の鬱憤や愚痴をこっそりと吐き出すことで、心がすっきりし、軽くなりますよ。

7月7日に執り行われる蛇窪龍神祭

1年に1度、特別なご縁の日が巡ってきます。それが 7月7日。

そして今年、令和7年7月7日 は、蛇窪神社にとって特別な日となります。創建以来、元号7年が巳年であることは一度もなかったそうです。この日、蛇窪神社で「巳年・7・7・7」が揃う、まさに縁起の良い巡り合わせとなります。

この特別な機会に、ぜひ参拝に上がっていただいて、喜びに満ちた1年にしていただきたいと思います。

以上、巳年に神様のお力が高まっている蛇窪神社をご紹介しました。
とくに、再スタートを切りたい方におすすめの神社です。

蛇窪神社での参拝を終えた後、さらに龍神様とのご縁を深めるために、品川区の荏原えばら神社へ足を運びました。荏原神社での参拝については、「龍神様に会いに、荏原神社に行ってきた【結論、また参拝しにこよう】」をご覧ください。

蛇窪神社の詳細情報

住所 東京都品川区二葉4-4-12
アクセス [電車]都営地下鉄浅草線・東急電鉄大井町線中延駅より徒歩約5分、JR各線西大井駅より徒歩約8分、大井町線戸越公園駅より徒歩約12分
公式HP https://hebikubo.jp/
TEL 03-3782-1711
営業時間 境内自由。御祈祷は9時~16時30分(予約制。祭事の際は受付時間が異なる場合あり)、授与所は9〜17時
定休日 境内自由(御祈祷、授与所は無休)
駐車場