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【初心者向け】プランターでEMボカシと堆肥を使った土作りの方法

EM家庭菜園の基本をマルっとまとめたので、見てね
考える女性

ペランダでEM家庭菜園を始めたい人「EM家庭菜園の始め方を知りたい。堆肥入りの土はあるんだけど、どんなふうに始めればいいんだろう?具体的な進め方を知りたいです。」

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • EM家庭菜園3つのメリット
  • EM家庭菜園スタートマップ
  • EMボカシと堆肥を使った土作り

この記事を書いている私は、プランター栽培初心者です。
プランター栽培の前に、「部屋の中でできる、リビングファームキット」を実践し、スプラウトを育てることができました。

初心者のよくある悩みで「ベランダで簡単に野菜がつくれますか?」という問いがあります。

その答えは、「やってみないとわからない」です。まずは試してみることが大切ですし、最近は食糧危機の話題が増えているので、備えることの重要性を強く感じます。いざというときに自分で野菜を育てられるという安心感が、心のゆとりにつながるのではないでしょうか。

私の性格上、独学が自分に合っていると思っています。たぶん世の中には私と似た性格の方がいると思うので、そういった方向けに記事を書きます。

この記事は「EMボカシと牛ふん堆肥(または腐葉土)を使った土作り」に関して、深掘りしつつ解説していきます。

なお、生ごみ発酵資材を使った土作りの方法については、「【初心者向け】生ごみ発酵資材を使ったプランター用土作りの方法」の記事をどうぞ。

この記事が家庭菜園(プランター栽培)のロードマップとなれば幸いです。m(_ _)m

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EM家庭菜園3つのメリット

EM家庭菜園3つのメリット

①おいしい野菜が育つ

善玉菌がたくさんいる環境で育った野菜は健康で栄養も旨みもたっぷり。

②育てて楽しい

いい土作りから収穫まで、善玉菌たちとともに育てるワクワク感が満載。

③安心安全

自然の力をフルに活かしたEM栽培は、人にも環境にもやさしい。

EMとは

EMとは、人にも環境にもやさしい乳酸菌、酵母、光合成細菌などの善玉菌の集まりです。
» 参考:【超初心者向け】EMとは?【種類・比較・EM活性液の作り方を簡単に解説】

地球にやさしい循環

EMの特徴は、有機物を発酵させるチカラにあります。その発酵力を活用することで野菜の調理くずなども再利用でき、人にも環境にもやさしい家庭菜園が可能になります。

EM家庭菜園スタートマップ

EM家庭菜園スタートマップ

プランターで育てる

  • キッチンの生ごみを使う → 小型の密封容器で生ごみ発酵資材を作る → いい土を作る → 野菜・花を育てる
  • キッチンの生ごみを使わない → いい土を作る → 野菜・花を育てる

牛ふん堆肥を混ぜた土が手元にあるので、今回はキッチンの生ごみを使わずに野菜を育ててみようと思います。

なお、小型の密封容器で生ごみ発酵資材を作る方法については、下記の記事をご覧ください。
» 【とても簡単】小型の密封容器を使ったEM生ごみ発酵資材作りの方法

EMボカシと堆肥を使った土作り

EMボカシと堆肥を使った土作り

準備するもの

  • ①プランター14ℓサイズ(必ず排水できるプランターを選んでください)
  • EMボカシ 200~500g
  • EM・1またはEM活性液
  • 赤玉土(小粒)6ℓ(赤土を乾燥させ粒状にした通気・保水・保肥性抜群の土)
  • ⑤牛ふん堆肥(または腐葉土)3ℓ
  • 鹿沼かぬま土(中~大粒)1ℓ(丸みを帯びた通気・保水性の高い軽石。鉢底石として活用)
  • EMセラミックス 小さじ1
  • ⑧ジョウロ
  • ⑨タフブネ(左官トレイ)など
  • ⑩新聞紙
  • ⑪ひも
  • ⑫ビニールシート(プランターの口を覆える大きさ)
  • 移植ゴテ

作業時間(1時間程度)

手順①

タフブネに、EMボカシ、EMセラミックス、赤玉土、牛ふん堆肥(または腐葉土)を入れ、しっかり混ぜ合わせます(腐葉土は1/3ほど残してください)。

ー>牛ふん堆肥を使用したので、1/3は残さないで混ぜました。

手順②

プランターの底に鹿沼土を1~2㎝の厚さになるように敷きます。

手順③

①をプランターへ入れます。

手順④

表面を覆うように、残りの腐葉土をまんべんなくかけます。

ー>ここで、表面にEMボカシを薄くまんべんなくまいても良いそう。

手順⑤

水で10倍に薄めたEM活性液を、表面全体が湿るくらいにかけます。

水で10倍に薄めたEM・1またはEM活性液を、表面全体が湿るくらいにかけます。

ー>ジョウロがないため、ペットボトルで代用しました。

手順⑥

新聞紙を被せ、ビニールシートで覆う

新聞紙を被せ、ビニールシートで覆い、風で飛ばないようにひもで縛り、なるべく雨のあたらない日陰で保管します。

2週間

手順⑦

2週間後、被せたビニールシートと新聞紙を外し、分解を促進させるため、土を混ぜます。この時、プランターの底に敷いた鹿沼土を動かさないように注意してください。

土の表面に白い菌糸が見られることがありますが、これは正常です。数日後には消えるので、土がしっかりと熟成するのを待ちましょう。

手順⑧

再び⑥のようにして、更に2週間保管します(新聞紙を新しくする必要はありません)。

これで土作りは完成です。お疲れさまでした!

完成した土にバジルの種をまきました。その成長の様子や詳しい手順は、下記の記事をご覧ください。
» 【バジルの育て方】プランターで種まきから始めました【EM活用】

土がどんどん良くなる!

収穫が終わったら、手順①(土は前回使用したのものにEMボカシ、EMセラミックス、牛ふん堆肥(または腐葉土)を入れ、よく混ぜ合わせます)~手順⑧の作業を行うことで、続けて栽培できます。

EMと有機物の投入により、土の状態が良くなり、連作栽培も可能になります。繰り返すほど、土が良くなるのがEM栽培の特徴です!
引き続き学習しつつ、当サイトにて共有していきます (`・ω・´)ゞ