EM生ごみ発酵資材を作りたい人「EM家庭菜園を始めたい。発酵させた生ごみを土に混ぜるって言ってたけど、プランター用に少しだけ作りたいです。生ごみ処理バケツはプランター用には量が多いし、少量だけ作ることってできるのかな?」
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- 生ごみは土作りに使えるの?
- 準備するもの
- 生ごみ発酵資材の作り方は簡単です【4つの手順で解説する】
この記事を書いている私は、生ごみを使ったプランター栽培初心者です。
前回は、堆肥を混ぜた土が手元にあったので、生ごみを使わずにバジルを育てました。
» 参考:【バジルの育て方】プランターで種まきから始めました【EM活用】
今回から生ごみを使ったプランター栽培を始めます。
「人間関係がしんどい・・・」とか「働くのがつらい・・・」といった気持ちがあり、自分で野菜を育てて食べることで、心の自由を増やしたいな、と思っている人に向けて執筆します。この記事が、私と同じような気持ちを抱えている方の参考になればと思います。
生ごみは土作りに使えるの?
生ごみは栄養豊富な発酵資材に変えられます
ぬか漬けが生の野菜よりも栄養価が高まるのと同じように、生ごみも善玉菌いっぱいのEMボカシで発酵させることで、植物にとって必要な様々な栄養素が作られます。
準備するもの
完成量 2.6ℓ(プランター14ℓサイズ 1回分)
土の量に合わせて作る量を調整してください。目安は、土の量の1/3程度です。
※EMボカシとEMセラミックスは肥料ではありません。生ごみ発酵資材を作るために発酵を促進させます。
密封容器は、鮮度保持効果の高いエンバランスの保存容器を使用しました。
良い発酵資材を作るポイント
- ポイント①:生ごみは新鮮なうちに処理しましょう。
- ポイント②:生ごみは極力水に濡らさないようにしましょう。
- ポイント③:生ごみはできるだけ小さく切りましょう。
- ポイント④:調理くずを使い、食事の残りは使わないようにしましょう。
生ごみ発酵資材の作り方は簡単です【4つの手順で解説する】
手順①
生ごみとEMボカシを1:1の割合(体積)でボウルに入れます。
手順②
①にEMセラミックスを小さじ1杯振りかけます。
手順③
生ごみとEMボカシを軽く混ぜ合わせます。
手順④
密封容器に入れて、ギュッと押して空気を抜きます。
しっかりフタをして、直射日光の当たらない場所で保管します。
2回目以降
密封容器がいっぱいになるまで①~④を繰り返します。
EMボカシとEMセラミックスで和えた生ごみを上に重ねていくだけ(ミルフィーユみたいに)でOK!全体を混ぜ合わせる必要はありません。
1~2週間
いっぱいになったら、直射日光の当たらない場所で1~2週間保管して発酵熟成させます。
完成しました!
表面に生える白い菌糸は善玉菌なので問題はありません。
ー>2週間弱、発酵熟成させてみたら……なんか、すごいことになりました。
生ごみ発酵資材を使った土作りの方法については、「【初心者向け】生ごみ発酵資材を使ったプランター用土作りの方法」の記事をどうぞ。
補足:空気に触れさせないことが成功のコツ!
空気に触れて雑菌が入ってしまうと、生ごみが腐る原因となるので、密封性の高い容器を使ってください。1回に出る生ごみごとに分けて処理することもできます。
小さなポリ袋へ入れてから、密封容器へ入れて発酵させます。この時、ポリ袋の中の空気をしっかり抜いてから口を閉め、空気が入らないように注意してください。
というわけで、以上です。お疲れさまでした😉